1つ 嘘を吐きました
咄嗟に出た 嘘でした
吐いた端から 「何でこんなこと?」 って 自問するような
どうでもいい 意味のない 無価値な嘘でした
けれど その嘘を信じた人がいて
無価値な嘘に "好意" と "行為" を重ねてくれました
わたしはとても驚いて
また 嘘を吐きました
"好意" を受け取り "行為" を回避するために
いくつも いくつも 嘘を吐きました
どうでもいい 意味のない 無価値な嘘を隠すために
1つ また1つ そしてまた1つ
どうでもいい 意味のない 無価値な嘘を 吐きました
重ねて 重ねて ただ重ねて
いつか崩れることを怯えながら また1つ 嘘を吐きました
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嘘っていろいろあると思うけど、それも嘘吐きの自己弁護かもしれないと、たまに思います。
だけど、「相手を思っての嘘なら仕方ない」とか、そういうことすら言えない...弁護する価値すらないと、自分で感じてしまう嘘は、吐かない方がいいんです。
くだらない見栄から出たものなら、尚更。